砂漠の中のねこ

息継ぎがしたい

【妊娠中】買って良かったもの〜美容/ボディケア〜

 

前回の続き。

 

※前提

妊娠期間:1月〜9月

 

③美容

④ボディケア

 

 

美容

・VTのCICAクリーム

・Dr.PEPTI

元々ゼオスキンをラインで使っていたけど、妊娠中はビタミンAの摂取があまり良くないらしく、一応調べたらゼオスキンも一部商品で妊娠中の使用は控えてってなっていた。なのでゼオのトナー→ペプチド→CICAクリーム、で落ち着いた。妊娠初期にめちゃくちゃ肌荒れしたとき、CICAクリームにとても助けられた。ペプチドは同時期にTwitterでバズっていたのを見て買ってみたら結構良かったのでリピしている。

元々使っていたゼオのラインの中で使うのを控えるようになったのは、ミラミンとスキンブライセラム0.5。デイリーPDとシーセラムは気が向いたときに使っていた。あと、途中からいろいろ考えるのが面倒になり、かつ肌もなんとかしたい、と思って結局ミラミンやスキンブライセラムもちょこちょこ使っていた。妊婦にビタミンAがダメなのは経口摂取の話だと思うのでまぁ肌につける分にはええやろ、と思ったけど、完全に自己責任でやったので細かいことを気にする人はちゃんとクリニックに相談した方が良いと思う。

後期の頃、ミラミンをつけるとものすごく肌が痒くなるようになってしまい、そこからミラミンは使わなくなった。肌質変わっちゃったのかな、と思ってショックだった。

産後も基本はゼオのトナー→ペプチド→CICAクリームだけど、スキンブライセラムもがんがん使ってる。産後の顔がブスすぎて病んだからせめて肌は綺麗であれ、と思って。

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・セノ ラトマオイル

ヘアオイル。めちゃくちゃ好き。妊娠中、スキンケアは好きなようにできないし、出産時にはネイルもNGだしで、自分のご機嫌を取る方法が限られている中、私はとにかく髪の毛をツヤツヤサラサラにすることを楽しんだ。切ってしまう人も多いと思うけど、個人的にはロングの方が寝癖が付きにくくセット不要、邪魔な時は括ればOKって感じなので、妊娠中も産後の今もずっとロング。ヘアオイルで感動したことあまりないけど、これはすごく良くてリピ中。

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(URL、埋め込みにできるときとできないときがあるんだけどなに)

 

 

 

ボディケア

ヴェレダのマタニティ用オイル

元々普通の緑のやつを使っていて、妊娠発覚後からマタニティ用のピンクのやつも使うようになった。お腹や足の付け根など妊娠線ができやすい部分にはマタニティのを、それ以外の部分には緑のものを使っていた。結果的に妊娠線はできなかった。出産するまでの間で4〜5本使ったと思う。

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・BARTHのボディクリーム

入浴後、体が濡れた状態で使えるタイプのもの。浴室内に置いて、浴室を出る前に使っていた。元々BARTHの入浴剤を毎日入れていたのでついでもこれも使ってみよーって感じで使い始めた。お風呂って、出たあとにスキンケアやらなんやらしなきゃいけなくて、その間に体は乾燥していくから、それを防いでヴェレダを塗るまでの繋ぎとして使用していた。今も使っている。

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・Aveeno

体の乾燥がひどいときはこちらも使っていた。浴室内でBARTHのボディクリーム→出てからAveeno→最後にヴェレダのオイル、という感じ。これの代わりにニュートロジーナを使っていた頃もあったけど、こちらの方が保湿力高いような気がして好き。

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・Summer's Eve

デリケートゾーン用のボディソープ。妊娠中はなにかとデリケートゾーンのトラブルというかいつもと違うことが起きがちと知り、こちらを使うようになった。これのおかげかどうかはわからないけど、私は心配な事態は何も起きずに済んだ。

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・ムヒ

定期的にお腹が異常に痒くなることがあり、先述した保湿グッズだけでは足りなかったことがあったので、そういうときはムヒを塗りたくっていた。おそらく、お腹が大きくなるタイミングで引っ張られて乾燥する?とかそんな感じなのかなと思う。

 

・ナザール点鼻薬

安定期に入った頃から四六時中鼻炎に悩まされることになり、本当にうざかった。病院で診てもらったわけではないけど、妊娠性鼻炎だったんだと思う。1時間に1回くらい点鼻しないと呼吸ができなくてとても苦しかった。寝ている時も苦しくて起きる→点鼻薬シュッ→寝る、の繰り返しだった。ちなみに妊娠性鼻炎は産後しばらくするとなくなると聞いていたのに、いまだに鼻炎ある。さすがに1時間に1回みたいな高頻度ではないけど、1日に何回かは使わないと息ができなくなる。なんか鼻のどこかが狂ってしまったのかな。もう一生鼻炎生活なのかと思うと死にたくなる。解決策や同じ経験がある人がもしいたら知りたい。他の点鼻薬も使ったけどナザールの方が効果の持続性が良かった。

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エビオス錠

妊娠前から胃もたれしたときとかによく飲んでたけど、妊娠中は便秘になりやすくて、時々これを飲んでいた。そもそも私は疲れやストレスが溜まると胃にくるから、エビオスは家に常備必須。一度に10錠も飲まなきゃいけないのがツライけど…。妊娠中は一時期、一度に多くのものを飲み込むとオエってなったので、その頃は仕方なく少なめに飲んでた。

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・ヒビプロ

これは神アイテムだった。Twitterでバズっていたのをたまたま見てネットで買ってみたけど、本当によかった。妊娠後期に入った頃から、口角がやたらと切れるようになってしまい、ビタミン系サプリを飲んでも改善されず、こちらに頼ってみたところ、すぐ治った。普段から唇の乾燥や荒れに悩まされているので、それ以降産後の今もリピしている。Twitterのバズってたまに良い仕事するよね。

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終わり。あとは家具家電系が少しあるから次はその他のまとめにしようかな。

 

【妊娠中】買って良かったもの〜食べ物/服〜

 

妊娠中に買って良かったものや、あって良かったものについて、備忘録的な感じで書いていく。経験してみて、妊娠中も出産も100人いれば100通りあるんだということがよくわかったので、あくまで私はこうだった、という記録。

 

※前提※

妊娠期間:1月〜9月

元の身長体重:148cm/36kg

 

 

①食べ物

②服

 

 

①食べ物

・豆腐

妊娠中一貫して食べれたモノのひとつとして圧倒的第一位が豆腐。醤油をかけて昼でも夜でも食べていた。特に妊娠初期は醤油の味が一番良くて、かつ肉の脂が最もダメになったので、豆腐なら食べれるしタンパク質も摂れるしちょうどよかった。

 

・マックのポテト

マックのポテトなら食べられるというのは妊婦あるあるらしいけど、恐る恐る口にしておいしいと思えたあの衝撃は忘れない。ただ肉系が受け付けなくてバーガー系を食べる勇気がなかったので、そんなにしょっちゅうは食べてなかった気がする。そして食べる時はエビフィレオのセットを食べていた。

 

・銀だこのポテト

ポテトがあるお店とないお店があるけど、我が家にUberしてくれる銀だこはポテトがあるお店だったからこれもよく食べていた。細くてカリカリですごくおいしかった。

 

・お茶漬け(梅)

食べ続けていないと気持ち悪くなるタイプのつわりで、1時間置きくらいに超空腹になったのは本当に辛かった。夜中、寝る直前に米を食べて満腹にして、少しでも空腹までの時間を稼げるようにしていた。まぁそんな努力も虚しくきっちり1時間置きに空腹で起きるので、そのときは事前に買っておいたパンとか食べていた。(当時のトツキトオカの日記を見返すと「腹が減りすぎてムカつく」みたいなことばっかり書いてある)というか私は元々不眠体質なので、それ+空腹が重なって悲惨だった。「あーやっと眠れそう」みたいなウトウトモードに入る頃に空腹になり起きて食べる、そしてまたあー今度こそ眠れそう、って感じになるとまた次の空腹が来る…そして一睡もできずに朝になる。初期の頃はそんな毎日で、そんな中仕事もしていたのでとても辛かった。

 

・ふりかけ

ご飯に混ぜるタイプのふりかけをいくつか買った。これは主に妊娠後期。中期に入ってつわりが落ち着いたけど、後期に入った途端に復活して、またお腹が空くようになったので、寝る前にご飯にふりかけを混ぜて小さめのおにぎりを大量生産しておき、夜中に耐えられなくなったらそれを食べていた。食べづわりだって言うとよくまわりから「よかったね」とか「食べられるならいいじゃん」とか言われたけど、食べても食べても腹が減るというのは本当にストレスだから食べづわりの妊婦に向かってそういうこと言わない方がいいよ。腹は減るけど食べられるものは限られてるし、脳は食べたくないのに胃が許してくれない。空腹は拷問だと心底思った。

 

葉酸サプリ

初期の頃飲んでいた。確かディアナチュラのやつ。中期頃からは飲んでない。

 

・鉄サプリ

これは妊娠前から飲んでいた。初期の頃、検診で鉄が足りてないと言われ処方された時はそれだけ飲んで、処方分を飲み終わったらまたサプリを飲んでいた。葉酸を妊娠初期に限らずずっと飲んでいたほうがいい説と、中期以降は不要説の両方を見かけてよくわからなくなったけど、私が飲んでいた鉄サプリは葉酸も少し入ってると書いてあったので(そもそももしかして鉄=葉酸?ちょっとよくわからないけど)、これを飲んでおけばまぁいっかと思いこちらを飲み続けていた。

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・麦茶

これも妊娠前から飲んでいた。妊娠発覚前の半年間パーソナルジムに通っていたけど、そこで水分摂取は麦茶が良い、鉄の吸収も良くなる的なことを言われたこともあり、鉄サプリと麦茶は元々ずっと摂取していたのである。本当は緑茶が大好きだから緑茶飲みたいけどトレーナーにそればっかりはよくないと言われたので、常備するのは麦茶にした。いずれにせよ妊娠中はカフェインダメだしね。

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余談だけど妊娠中はカフェインを気にして緑茶控えめにしてはいたものの、ある日耐えられなくなってコンビニでお〜いお茶を買って飲んだら、あまりのおいしさに涙が出そうになった。なんか調べたら少しくらいは大丈夫そうだったので、そこからたまに緑茶も飲んでいた。妊娠中の数少ない癒しだった。伊藤園さんありがとう。

 

 

 

②服

UNIQLOのワンピ

妊娠するずっと前に買って毎年夏に着ていたロングワンピースが重宝した。臨月までこれていけた。前提のところに記載した通り私はかなり小柄だったからこれでいけたのかもだけど。画像かURL貼ろうと思ったけど毎年夏に売ってるやつだから今なかった。ノースリーブのやつ。

 

楽天で買ったロングスカート

これもめちゃくちゃ良かった。私は(低身長を錯覚で誤魔化すためにも)とにかくロングのものが好きだけど、このスカートはギリギリスニーカーでも引き摺らない長さなので使いやすかった。何通りかで着れるので、産後も寒くなるまではこれを履いていた。これの温かいバージョンもたしか売ってるから、もし冬に臨月を迎えることになっていたら買っていたと思う。

item.rakuten.co.jp

 

・無印のショーツ

無印の肌着系は生地の肌触りが良いらしいと知って、ハイライズのマタニティショーツを買ってみた。すっごく良いのかはよくわからなかったけど、少なくともストレスは何もなく臨月まで履けたので助かった。私はあまり腹帯を使わなかったけど、もし腹帯を使う場合はお腹まで覆うこういうタイプは使いづらいかもね。あとこれは産後もしばらく重宝した。帝王切開だったこともあり、一向にお腹が萎まず普通のショーツは全然履けなかったので。

URL貼ろうと思ったら現在取り扱ってないっぽい…なぜ…

 

UNIQLOのマタニティ用スキニー

さらっとしていて履き心地よかった。検診の時はお腹を見せる必要がありワンピースだと大変なので、そういう時はオーバーサイズのTシャツにこのスキニーで行っていた。これも夏に買ったので今は売ってない。↓は参考www.uniqlo.com

 

服に関しては、とにかく一時的にしか着ないマタニティ専用のものを増やしたくなくて、最低限の購入に留め、あとは手持ちでなんとかしていた。

 

こうして書いてみるとなんかあんまりたいした内容ではないね…。ボディケアと美容まわりについても次回まとめてみようかな。

 

ありきたりな女

 

出産の記録

 

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夜中2時頃、さて寝るぞ、というタイミングでタラタラと温かいものがパンツの中を流れる感じがした。妊娠してからずっと、おりものが水っぽくなったから、今回もそれかなって思ったものの、なんかいつもより量が多い気がしてトイレへ行った。パンツかなり濡れてて、もしかして破水か?とも一瞬思ったけど、いつもこんな感じだし変な臭いもしないし出血でもないし、まぁいいかと思ってベッドに戻った。

そしたら数分も経たないうちにまたタラタラと温かいものが流れ出る感触があって、これはやっぱり変だ!と思って夫に「もしかしたら破水したかも」と伝えた。


違う可能性もあるし産院に電話するか迷ったけど、もう一度トイレに行ったらここでもタラタラ流れる感じがあって、さらに、拭いたらうっすいピンク色が混ざっていたから、「これはもう破水だ」とほぼ確信した。


産院に電話して状況を伝えたら、診察するから入院セットを持って今すぐ来て、とのことだったから、急いで準備した。夫が陣痛タクシーを呼んでくれた。

 

3時すぎに産院に到着してすぐ内診してくれて、破水&入院が確定した。

その後、だいたい3時40分頃から子宮あたりがギューっと痛くなり始めた。よく言われるように生理痛に似た痛みで、4分置きくらいに来た。


そこから痛みがだんだん強くなって、少しは眠りたかったけど一睡もできずに朝を迎えた。8時半頃に朝食が来て、すごくお腹が空いていたのと、眠れなかったからせめてちゃんと食べようと思って全部食べた。食べてる途中も陣痛が来ると痛くて、時々中断しながら食べた。


その後は痛みがどんどん強くなるばかり。最初は子宮が痛かっただけの陣痛は腰とかも痛くなるようになって、夫に思い切り押してもらったりした。

内診も何度かしてもらったけど子宮口は1センチ以上開かず…この開きだと麻酔を入れるのも微妙とのことで、もう少し頑張ることにしたものの、昼過ぎには涙が出るくらい痛くて耐えられなくなった。

泣くつもりなんて全くなかったのに、本当に痛いし、一睡もできていない自分のコンディションも踏まえて、この先進みゆくお産を耐えられるのか自信がなくて涙が止まらなかった。


夫も一生懸命に腰を押してくれてとてもありがたかった。陣痛が来ると本当に喋るのも辛くて、うまく指示が出せなかったから、戸惑わせてしまったと思うけど…

「頑張ってるよ、すごいよ!呼吸良い感じだよ!」みたいに前向きな言葉をたくさんくれて、その優しさもすごくありがたかった。

妊娠中に一緒にYouTubeを観たりして本当に良かったと思った。前向きな気持ちでお産に挑む、陣痛はエネルギー、という共通認識を持てていたと思う。私は途中で痛すぎて心が折れてしまったけども…


午後2時半頃、内診で子宮口が2.5センチくらいになり、先生がしぶしぶOKしてくれて麻酔を入れてくれた。入れてもらったあとはかなりラクになって、少しウトウトすることができた。


でも夕方からまた陣痛が痛くなってきて、そこからはどんどん強くなるばかりだった。

何度も麻酔科の先生が薬を足してくれたり、より強い薬に変更してくれたりしたけど、効果は得られず。子宮口も4センチくらいまでは開いたものの、そこから変わらず、陣痛は麻酔を入れる前と同じくらいの痛みになってしまって、子宮もお尻も腰も激痛でまたしても涙が止まらなくなった。何度も泣くのは意志薄弱って感じで嫌だったけど、麻酔を入れているにもかかわらず4センチ時点でこんなに痛いなんて、産道を通るときは一体どのくらいヤバイ痛みなんだろう、これ以上痛いのは絶対に耐えられない、どうしよう、そもそもなんで無痛分娩なのにこんなに痛いの、なぜ麻酔が効かないの、という気持ちになってしまって、どうしたら良いのかわからず、パニックだった。

先生たちは、ゆっくり深呼吸して!と何度も言うし、頭ではわかっているけど、声を出さずにはいられなかった。パニックなりに考えて、吸うときに思い切り声を出して、吐くときはなるべく息だけ、を意識してた。涙と鼻水でぐちゃぐちゃだった。

 


(余談だけど、陣痛は、先生やスタッフにどこがどんな風に痛いのかをちゃんと伝えることがかなり重要だなと思った。それによって、お産がどのくらい進んでいるのかをみなさんが目処つけたり次の判断をしているのがよくわかった。)

 


あまりにも麻酔の効果が見られないということで、違う方法で違う種類の麻酔を入れてくれることになった。背中に針を入れるところからやり直した。(背中に入れるときも、体をかなり丸めたり、背中を突き出したり、動いちゃダメだったり、結構難しい…あと痛い)

新しい麻酔を入れたら、それまでは左足のふとももしか麻痺してなかったのに、右足も、腰も、下半身全体が麻痺した。

麻酔の先生いわく、出産時に足が全く動かないのは絶対NGだから、産まれるタイミングになったら元に戻す的な感じだった。この新しい麻酔をしている間に体を休めよう、てことだった。


そしたらなんと子の心拍が聞こえなくなった。麻酔科の先生がインカムみたいなので産科の先生を呼んで、そこからどんどんスタッフがきて私をいろんな体勢にした。上半身は動かせても下半身は麻痺して全く動かせず、先生たちが動かしてくれた。四つん這いになるのがとてもとても大変だった。本当に足の感覚がないから、全く安定しない。


先生が、子の状態が良くないから帝王切開にするね、と言って、ストレッチャーで運ばれてオペ室へ行った。正直、2度目に涙が出てきたタイミングで、もう絶対に耐えられないと思うから帝王切開にしてほしい…と少し思っていたから、先生たちはごめんねと言ってくれたけど私的にはもうそれで全然良いですという気持ちだった。

号泣しすぎてパニクってるのは明らかだったと思うけど、意思はちゃんとある、頭は狂ってない、というのをせめて先生たちにわかって欲しくて、先生たちが何か説明したり話しかけたりしてくれるときは、目を見てめちゃくちゃはっきり返事をすることを心がけた。


子のことが心配だった。この10ヶ月弱、いろんな大変な思いをして乗り越えてここまで来て、今日もこんなに辛い陣痛を何時間も耐えてきたのに、結果的に助かりませんでした、てなるなんて嫌だと思った。ここまで妊婦生活を支えてくれた夫はもちろん、心配したり気遣ってくれた友達とか、親とかに、ちゃんと子を見せてあげたいと思った。

と同時に、帝王切開がどのくらい痛いのか怖くて怖くてたまらなかった。度重なる強烈な陣痛で、痛みに怯えまくってしまって、お腹を切るとき痛いのかな?とか、耐えられるのかな?もう痛いの嫌だよ、とか思ってずっと号泣していた。泣き続ける私を見て、まだ陣痛が辛い?と声をかけてくれるスタッフに、帝王切開が怖い、てずっと言っていた。


さすがに帝王切開の麻酔は、胸くらいまで効くような強いものらしく、体に触られている感覚はあるものの痛みは全くなかった。オペ室に入ったら子の心拍も戻っていて、先生が他のスタッフに「心拍戻ってるから落ち着いていきましょう」みたいな声掛けをしていた。

メスを入れた先生は、痛くないですか?とか確認しながらやってくれたし、他のスタッフたちも手を握ってくれて、「赤ちゃんは心拍も戻ってるし大丈夫だからね」「小児科の先生も駆けつけてくれてるから安心してね」と声をかけてくれた。

そういう声かけに少しずつ安堵して、そのたびにその安堵と先生やスタッフたちの優しさにまた涙が出た。


「おめでとうございます!◯時◯分!」とみなさんが口々に言って、子がお腹から出たことがわかった。Twitterで、麻酔してても帝王切開のとき子供が取り出される瞬間はわかった、みたいなエピソードを見かけたことがあったけど、私は全くわからなかった。

遠くで子の泣き声が聞こえて、本当に産まれたんだ!良かった!なんか子供の泣き声にしては聞いたことない泣き方だ、これが新生児か。と思って、それまでもずっと嗚咽付きの大号泣をし続けていたけど、余計に涙が出た。スタッフたちが、泣いてる声聞こえますか?赤ちゃん無事ですよ!と声をかけてくれて、私はずっと、ありがとうございますを連呼してた。


先生から、緊急の帝王切開になってしまってごめんなさいということと、子宮を切っているので今後もし妊娠した場合も帝王切開になるだろうということ、出血の状態をしばらく見るけどたぶん今のところ大丈夫だと思う、みたいな説明を受けた。

私はもうとにかくありがとうございますを言い続けた。


スタッフが新生児用の透明なケースに入った子を手術台の横まで持ってきてくれて、少し触らせてくれた。お目めパッチリですよ!とか言われて見たら本当にパッチリで、かわいい!と思った。あと本当に本当に小さくてびっくりした。


切ったお腹を縫ってもらっている間も、安堵をはじめとするいろんな感情でずっと嗚咽していた。深呼吸して、と言われて少しずつ落ち着いていった。

無事に産まれて本当に良かった、というのと、夫に早く会いたい、これが終わったら会えるのだろうか?とまず思った。次に、親に会いたいと思った。できればこの、お腹を切って満身創痍で号泣している自分を見て欲しい、と何故か思った。褒めて欲しかったのかな。その次は、お腹空いた、と思った。(麻酔を入れる2時間前から食事NGだった)

あとは、帝王切開だから一部保険適用になるのかな、とかも思った。


夫に会えますか?とスタッフに聞いたら、「このあと会えますよ!ひと足先に赤ちゃん抱っこしてもらいました。すでにメロメロでしたよ」と言われて、あ〜子とも会えたんだ本当に良かった、と思った。


小児科の先生が声をかけてくれて、赤ちゃんが無事で元気なことを教えてくれて、この度はおめでとうございます、と言ってくれた。


お腹を縫う時間が思っていたより長く感じた。だんだん上半身がふわふわしてきて、麻酔が全身にまわっているのかな?と思っていたら急激に眠くなってきた。

お腹を縫い終わって、手術台からストレッチャーに乗せ替えられて、しばらく経過観察します的なことを言われて放置された。その間、ものすごく眠くてたまらなかった。手術室内で鳴ってるピッピッピっという機械音が自分の脈とリンクしていることに気づいた。私が眠くて意識が遠のくと、その機械音が遅く低音になっていくのを聴いて、「もしかしてこのふわふわ感と睡魔に身を委ねるとそのまま死んじゃうのかも!整形で死に際を彷徨ったRちゃんが「心地良い感覚でこのままこっち行っちゃおうて思った」って言ってた!!」と思って怖くなって、眠りそうになるたびに深呼吸して意識を保っていた。(たぶんさすがに死ぬとかではなかったんだと思うけどなぜかすごく怖かった)

先生が、眠くなるような薬は使ってないから、純粋にホッとして疲れが出たんだと思いますよ的なことを言っていた。


術後の状態は無事だったらしく、ストレッチャーで夫のところへ行けることになった。

夫と再会できたとき、嬉しくて涙が出た。夫が、頑張ったね、すごいね、ありがとう、と言ってくれて嬉しかった。本当は抱きつきたかったけどさすがに無理すぎた。助産師さんが子を私の脇に置いてくれた。小さくてベロも出してて動いてて可愛かった。子と夫と泣き顔クソブスの私の3人で写真を撮った。

ここから先は入院。夫としばしお別れするのが寂しかった。

 

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すごい長い戦いだった。出産は命懸け、と言うけど本当に身を持ってそう感じた。自分の母親へのリスペクトも増した。

 

あとから、なぜ途中から麻酔が全く効かなかったのか聞いてみたら、

・お産が進むスピードに麻酔が追いつかなかった

・子がちゃんと入るべき場所に入れていなくてより痛みが強くなっていた

あたりが考えられる理由と言われた。

 

無痛分娩のつもりで挑んだから、一定レベルの陣痛に耐えられれば、麻酔でいつか少しラクになるはず…という気持ちだったので、一向にラクにならない状況に「なんで?どうして?」とかなり焦ってしまった。あと、薬を増やしたりより強いものに変えてくれたりするたびに、これで10分後には少しマシになるはず→ならない、むしろ痛みが増す、という、期待して落とされる状況が繰り返されてどんどんパニックになってしまった。あとは、事前にちゃんと眠れていなかったのも、より痛みを強く感じる要因になっていたかもしれない。

妊娠中から、自分はかなり小柄なので経膣分娩が可能なのかそもそも心配だったから、なるべくしてなった結果なのかもな、とも思ったり…

いずれにせよ、全力で対応してくださった産院のみなさんには本当に感謝の気持ちでいっぱい。

手術が終わったとき、先生や看護師さん同士が「ありがとうございました」と言い合っている声を聞いて、素敵な現場だなとぼんやりした頭で思った。

 

 

 

妊娠発覚以降、予定日までを指折り数えて、毎日毎日必要な情報を集め、体を分析し体調と向き合い、新しい行動をして、「そうじゃなかった頃の自分」を少しずつ確実に失ってきた。自分に突如貼られた「母親」という最もわかりやすくバカでかいラベルの色が、1日経つごとに濃くなって、隣の「母親」と馴染んでいくのを感じた日々。ここにカテゴライズされたら、もう二度と抜け出せないんだね。もう戻れない。でもそれは不幸なことではない。

「さよなら、あなた不在のかつての素晴らしき世界」

本当にそんな感じ。

 

グレープフルーツの話

 

音楽というものは非常に罪深い。様々な記憶を呼び起こすから。苦しかったこととか。幸せだったこととか。絶望とか。付き合っていた人のこととか。幼かった自分とか。

 

今日久しぶりにAlexandrosを聴いた。先日彼が「閃光」のMVが最高過ぎると教えてくれて一緒に見たことに影響された。Alexandrosは、サトヤスが勇退する直前のツアーで埼玉公演を彼と観に行った。元々私が好きで、彼はあまり詳しくなかったはずだけど、ようぺの歌唱力とスタイルの良さに驚愕したようで、「水飲んでるだけであんなかっこいい人いる?」と興奮していた。確かにアンプに片足かけて水を飲むようぺは最高にイケていた。

 

私がこのバンドを知ったとき、AlexandrosはまだChampagneだった。初めて聞いたのはShe's Very。これは私が人生で唯一思い出してはいけない男が教えてくれた。野垂れ死んでいますように。

もしも私の周りにAlexandros好きがいなかったとしたら、私の中でAlexandrosはこの野垂れ死ぬ野郎とだけ結びついてしまっていたことでしょう。幸いなことに、Alexandros溺愛の友人、会社の後輩などが記憶を上塗りしてくれた。そして今は彼と埼玉で聴いたアーティスト、MVがかっこいいアーティストなどなど(なんかこう言うとすごく安っぽい感じになるけどちょっと表現考えるのめんどくなった)として私の日常に存在してもいい形として成立している。

 

一番好きな曲はLeaving Grapefruits。だけどこれも昔付き合っていた人のことを思い出す。というかそのとき自分が思っていたこととか、大変だったな、みたいなこととかを。

 

これまで小さな不穏な出来事はあったものの、本格的な大きな喧嘩をしたことはなかった私たちが、のちにFIN.になるきっかけとなる大喧嘩をぶちかました。むかつきすぎて深夜にぶん殴ったのを覚えている。付き合った人をぶん殴ったのはあれが最初で最後だったな。

そこから全く口をきいてもらえなくなったけど、毎回少しでも喧嘩気味になると私が歩み寄らねばならない人だったので、そのときも何度か試みた。でも出て行けと言われた。その人の性格上、煽っているだけで、一度そういう態度を取ってしまった以上後に引けずどう私と接すればいいのかわからないだけなのはわかっていたけど、何度か私がプライドを押し殺して試した歩み寄りにこれでもかと頑固を貫き応じなかったのと、盗み見たLINEに元カノとのやりとりがあったのでもういいやと思った。元カノとは今でも友達であることは知っていたので連絡を取り合っていること自体はそこまで嫌ではなかったものの、許せなかったのは、遡っていくとこれまでずっと、私と喧嘩っぽくなったタイミングで必ずそいつに連絡していたこと。

 

溜まっていた振休、有給を使い倒してすぐさま家を決め、引っ越し業者を手配した。業者が事前に送ってくれた段ボールたちは隠した。タンスの裏とか、押入れの奥深くに。古いけどバカみたいに広い家で良かった。

 

この頃、仕事が終わって最寄駅から家までの一本道を歩くたびに、Leaving  Grapefruitsを聴いていた。

 

 

もう一度出逢うなら

今度はどんな二人になろうか?

その時はどんな話題で笑おうか?

どんなことで泣こうか?

思い出してみても 二人は全部 全部 出し切って

これ以上ないほどの感情を出して

疲れ果てたのかな

 

 

私がしんどいことがあって泣いていても必ず笑わせてくれていたのに、毎日突拍子もないことばかりでなにを話しても楽しかったのに、もう無理なのか。いつかまた笑って話せる日が来るのだろうか。本当にもう無理なのだろうか。そんな気持ちだった。

 

でも、何度もこちらが歩み寄ろうとしたのに目も見ない男、そもそも喧嘩の発端も奴なのに。これまでも毎回私が歩み寄ってきた。酒癖悪い、謝れない、そんな奴、要る?

さらにこの時期、私は転職が決まっていた。これから始まる新しい仕事のことにただでさえ緊張していたのに、加えてこんな幼い男のことにまで自分の心を割く余裕はない。きっとこいつは、私が新しい職場でもし楽しく仕事をしていたら、そこに対しても不機嫌になるだろう。自分の知らない世界に行ってしまった私を敵視し、私の新しい人間関係に嫉妬するだろう。足を引っ張る可能性のあるものはすべて排除するしかない。

 

という感じで開き直ったのと、新アルバムが発売されたのもあり、帰り道に聴く曲はLOVE PSYCHEDELICO のMight Fall In Love 、Place Of Love とかになった。Place Of Love の流れで最終的には「他人の関係」のバンドバージョンをひたすら聴き、昼顔で旦那が出かけたと同時に吉瀬美智子がせっせとパンを焼き北村一輝とのデートの準備を爆速でする、あのシーンの感じで家から出て行ってやる、なんなら夜逃げバリに奴の知らぬ間に出て行ってやる、そういう気持ちになった。(実際に引っ越し業者に夜逃げ的な感じで引っ越す時間の指定ができないか問い合わせた、なんか無理そうだったので諦めたけど)

 

引っ越しが迫ったある朝、なんと奴が段ボールを見つけ、呆然とした様子で「引っ越すの…?」と聞いてきた。本当に気づいていなかったのか、とこちらもびっくりした。

そこからは引き留められもしたし、冷静に話すことができたけど、奴が根本的な幼さや酒癖の悪さを変えられないであろうことは想像に容易かったので私の決意は変わらなかった(新居の金も払ってしまっていたし)

 

結局、奴は夜通し私の引っ越し準備を手伝ってくれた。本当は奴が出社したあと業者がくるまでの2時間ですべてを詰め込み、奴が夜帰宅したときに私の荷物だけがなくなっている状況にしてやりたかったけど、見つかってしまったので仕方ない。実際、準備はふたりでやっても何時間もかかったので、もし当初の予定通りいっていたとしたら全然詰められなくて業者に大迷惑をかけていたことでしょう。

 

そんなLeaving Grapefruitsの記憶。

短期間でものすごくいろんなことを考えて、辛かったけど英断をしたあのときの自分を思い出す。

ちなみに引っ越しは服とか必要なものしか持ち出さなかったのと、予定外の引っ越しでびっくりするくらいお金がなくなったので、ベッド・洗濯機・ガスコンロ・冷蔵庫・電子レンジなど家電は一式なにもないまましばらく生きた。半額になった3個入りのパンを少しずつ食べ、服は風呂場で手洗いし、床で寝た。文明の利器のありがたみを再認識した数ヶ月だった。そんな状態になっても、あの男は捨てて良かったし、人間生きようと思えばなんとかなるのだと思った。あと普通に精神的には離婚したときのほうがキツかったので、あのときよりはマシ、と自分に言い聞かせて生きた。

 

おわり。なんかまとめ方も雑になってしまったけど、いろいろ思い出して、あー本当にあのときあの判断をして良かったなと思う。音楽きっかけで過去のこととか今のことを書き連ねるの楽しいな、またやろうかな。

祈る話

 

「呪詛」を観ました。そもそも私はホラーまじ無理ほんとやめてって感じなんですが、夫がホラー大好きで、よくYouTubeでそっち系のものを観ていて多少耐性がついたこともあり、なんか話題だし観てみよっかなと思いふたりで観ました。ちなみによく観るYouTubeはダラシメン、島田秀平のお怪談巡りなどです。

例の映画ですが、食事中に観るのはおすすめしません。ズッキーニとカブのジェノベーゼ(夫作)を食べながら観てしまい途中で食欲が失せました。おいしかったんですけどね。昔、同じように夕飯を食べながらバイオハザードとかウォーキングデッドを観て食事中に観るものではないなと思ったことを思い出しました。

祈りまくる演出がひたすら出てくる映画だったんですが、ホラーあるあるかもですけど、なんでやってはいけないと言われたことを全部やるんでしょうか。まぁだからこそ映画なんですけど。あと普通に怖かったので、いつもより丁寧にパスタをフォークに巻き付けることに集中してみたり、食事を諦めたあとはスマホで東京カレンダーの小説を読んだり、トゥーンブラストで遊んだりしながら観ました。これは夫しか知らないんですが、私は3年くらい前から脳死状態でトゥーンブラストをやり続けています。そんな感じで色鮮やかなパズルをぶち消しながらチラチラと映画を観ていた感じです。

怖さの種類は、よくあるびっくりドンドン系でBGMと効果音、あるいは静寂とカメラワークが予告をかましてくれるので、ある程度「あ、来るな」とわかります。「さて、俺を怖がらせることはできるかな?」的なスタンスで視聴していた夫は「まだまだだね」みたいな感想を述べており、越前リョーマかと思いました。

オチは途中からたぶんこうだろうなと思い始めましたが、総じて構成はよくできていると思います。

 

映画ではないですが、少し前はストレンジャーシングス4を観ました。前半が公開されてすぐ観て、3までの話が思ったより忘却の彼方だったので1から見直し、記憶が戻った頃に4の後半が公開されたので良い感じに楽しめました。好きなシーンは、墓場でマックスを引き戻すところです。2回観て2回とも泣きそうなくらいグッときました。今後どうなっていくのか楽しみですが、新シーズンが公開される頃にはまた記憶がグッバイしていることでしょう。

YouTubeで出演陣のインタビューも観ました。みんなかわいくて、仲良しで素敵。答えたくない質問に対する回答の仕方や対応方法まで素敵で、海外の演者さんってすごいなと思いました。日本だったら事前にがっちがちに質問を事務所確認してバチバチにNGだらけで返され、当たり障りのないことしか聞くことができず、企画者の当初の意図はどこへやら、みたいなしょーもないコンテンツへと成り下がるのがファイナルアンサーだろうに。

あとなにより、演者を立てた関連コンテンツをWIREDでやっていることにセンスを感じました。

 

なんだか各作品に対して上から目線で何書いてんだろWho I am??って気持ちになってきましたが、先日書いた脇のボトックスやりたい問題が解決したんでそのことも書いておこうと思います。重い腰をあげてクリニックへ行ってきました。あれだけ悩んでいた(というかめんどくさがっていた)割にはあまり深く考えていなくて、麻酔する?と聞かれ、要らなくない?と思ったんですけど、先生に「え、要らないの?痛いよ?」と言われたのでびびって麻酔しました。クリームね。

ところがどっこい、痛かったんですよ。ボトックスって痛いんですね。というか脱毛のときも思いましたけど、麻酔クリームって本当に効果ありますか?痛くなかったことがないんですが、麻酔クリームがなかったらもっと痛いってことなんでしょうか。

ボトックス自体の効果はめちゃくちゃあって、今すっっっごく快適に生きています。やって良かったです。

 

あと、筋トレと体の歪み問題にも向き合い始めました。パーソナルへ通うことにして、少しずつ歪み改善しつつ筋力つけることをしています。トレーニングというより怪我人のリハビリレベルの動きなのでやってる感はあまりないですが、姿勢に気をつけたり、家でもストレッチしたりするようになりました。金額分は絶対に体へ還元したい。快適に生きるための人生ってお金かかりますね。今すぐ10億円くらい降ってきてほしいです。

東京カレンダーの小説に出てくる女性たちがたまに同業者だったりするんですが、みんな高給取りの設定で、この業界のこの年齢ってそんな感じだっけ?私がいる会社の給料が低すぎんの?と動揺して鬱になりそうです。編集部のリサーチ不足であることを祈ります。

 

最近の話

 

1、美容

2、仕事

3、私生活

について書こうと思います。突然ですが。

 

 

1、美容

1年半前からスキンケアラインをゼオスキンに総入れ替えして、肌質がめちゃくちゃ改善されました。途中で買いに行くのが面倒になってしまい、診察なしでオンライン購入できるエンビロンへ浮気したんですけど、そしたらだんだん治安が悪くなってきてしまい、結局ゼオスキンに戻しました。今はオンラインのカウンセリングをやっているクリニックで診てもらって、オンラインで購入しています。オンライン診療が便利すぎて、文明ありがとうという気持ちです。ひとつ苦言を呈しますと、オンライン診療の際の専用アプリのカメラに写る自分がこの世のものとは思えないくらい盛れなくて、毎回萎えます。そのクリニックへ直接出向いたことはないですが、スタッフのみなさんにほんとはもう少しマシな顔なんですと言い訳しに行きたいくらい酷い写りです。

 

ところでなんの予告もなしに梅雨が終わって(終わった?)猛暑が到来したことで、脇汗滝汗問題が気になり始めました。脇のボトックスやりたいって数年前から思っているんですけど、まだやったことないんですよね。経験者の方がいらっしゃいましたらなんか良い背中を押すひとことをいただきたいです。なにが自分の中でハードルになっているのかと言うと、①予約するのが面倒 ②行くのが面倒 です。

 

それと、私は体力も筋力もびっくりするくらいなくて、よく生きてるなって感じなんですが、いろんなことを気合いで乗り切るには限界を感じ始めており、筋トレをしたいなと思っています。ですが、O脚だし猫背だし、肩こりも酷いし…などから、わたしの骨はいろんなところで歪んでいるのでは?とも思っているのです。そうすると、この状態で筋トレを始めて、絢香&コブクロ並みに曲がりくねった骨の先に筋肉がついてしまうと、なんかそれは良くないのでは??とか思うわけなのです。この仮説についていかがでしょうか?筋トレやってる方々、ご意見伺えますと幸いです。ちなみにとりあえず身体の様子がどんな感じか診てもらおうと思い、整体的なものは予約してみました。

美容については以上です。

 

 

2、仕事

こちらは、ありがたいことに私は今メンバー数人の自分のチームを持たせていただいているのですが、もう少し権力(言い方)がほしくて、根回しとアピールと実績作りなどに勤しんでるところです。この年齢って、そういう感じですよね…。なぜ権力(=わかりやすい肩書き)がほしいのか、というと、30代での転職は業務スキル的な即戦力か、管理能力が求められるのではと思ったからです。私の業界と職種的に、めちゃくちゃ専門的なスキルというよりも、どちらかというと経験とコミュ力がすべてという感じで、その点はまぁまぁ蓄えられたかなと思っているので、チームをマネジメントできるというファクトを作っていこうと思ったしだいです。転職の予定はないですけど。

というか、転職したとしてもマネジメントするような感じの仕事を他社でもしたいのか、と自問したところ、あんまり興味なかったのです。今の会社だからこそやりたいことだな、というのが最近思ったことでした。

 

もう少しいうと、自分が手を動かすことにちょっと疲れてしまったというのも正直なところです。自分があれこれ細かいところをやらなくても現場がちゃんとまわるような、そういう環境にしたいなという感じです。これは私生活における変化へも繋がる話ですが。

 

 

 

3、私生活

私生活って、美容、仕事、と比べるとすごく漠然として規模のでかいテーマですかね。そもそも美容も私生活の一部ですよね。まぁいいか。仕事の話とも繋がりますが、数年後に生活環境を一新しようと思っており、その準備を始めています。めんどくさがりなのでいろいろと後回しにしてしまっていますが、まだ時間はあるので気長にやります。楽しみです。その新しい環境を享受するためにも、仕事の環境を整える必要があるといった感じです。生活環境について考えなおしたきっかけは、いくつかありますが、ひとつはパンデミックでした。

 

鋭角に話題を変えますが、先日King Gnuのファンクラブ限定Liveへ行きました。私がKing Gnuを知ったのは、ある人にTwitterでフォローされたのがきっかけでした。その人は、たぶん男性で、TLを見に行くとドン引きレベルのエロ動画ばかりをツイートしている人でした。その人の直近のツイートに貼ってあった動画が、何かのMVの一部と思われるもので、たしかにちょっとエロい、でもめちゃくちゃかっこいいMVで、誰の何の曲なんだ!?と思い、歌詞を聞き取ってググりました。それが、King Gnuの「vinyl」でした。

そこからKing Gnuの他のMVも観て、やばいバンドを見つけてしまったと思い、一気にハマって聴きまくりました。私がvinylを知ってからちょうど1年後、彼らはメジャーデビューしました。

実力も経歴も売り出し方も完璧だったのか、猛スピードで彼らは有名になり、当時はマイナーな音楽とかカルチャーが好きな後輩くらいしか知らなかったのに、瞬く間に世間に知れ渡っていきました。そして今ではファンクラブ会員だけで2万人も集められるようなすごいアーティストになっています。本当にすごい。語彙がすごいしか出なくなるくらいすごい。

それで、古参っぽく言いますと、さみしいなってちょっぴり思ったりします。私よりずっと前から彼らを知っている方々からしたら、もっと寂しいかもしれません。それこそ、Srv.Vinci時代から聴いている方々とかは、「変わってしまった」とか、思うのかもしれないです。嬉しいけど、ちょっと、なんか、寂しいなって。

 

そういうファンの心理を予想した上で、先日のLiveの1曲目に「カメレオン」を、そして最後に「一途」を持ってきていたのだとしたら、これはもうとんでもなくないですか?実際彼らがそこまで考えていたのかはわかりませんが、個人的にはそれが彼らからのメッセージなのだと捉えて勝手に打ち震えたいと思います。

 

 

終わりです。もう少し書こうと思っていたことがあったんですが、やっぱり別の機会にしようと思います。

 

ダサい男の話

 

 

supercellの「君の知らない物語」のMVが理解できない。

 

ポイントは2つ。どちらも男に対して。

1、主人公女のことをいきなり無視してマドンナ的な女と付き合っておきながら、ちょいちょい主人公女のこと好きみたいな態度も取りやがって何様のつもり?

2、主人公女が捨てたアイスのあたり棒、お前拾ってずっと持ってたの?

 

 

1、について

からかわれて恥ずかしいのか知らないけど急に無視するようになるとか、本当にダサい。

それなのに催しに誘ってみたり、写真撮影のときに主人公女のことを見ていたり、挙げ句の果てには上京先の住所を教えてくる。だったらなぜマドンナ的な女と付き合ったの?

主人公女と良い感じだったことをクラスのみんなにからかわれて、からかわれるようなポジションだった主人公女と一緒にいるのが恥ずかしくなり、プライドが保てるマドンナ女に乗り換えた(でも心の底では主人公女のことが気になる)ということでしょうか。

 

主人公女が男のこと好きなのを知りながらラブレターを託すマドンナ女の性格の悪さにもドン引きする。こいつもこいつで、本当は主人公女のことが好きかもしれない男と付き合って、幸せだったのでしょうか。

あの集合写真を見て、何も思わなかったのでしょうか。

上京する男を見送るときの涙、ホンモノでしょうか。どうせ、かわいい私。かわいそうな私。という気持ちなんだろ。

 

そして、上京先の住所を教える男の気持ち、なに?なぜ?来て欲しいの?その住所は、主人公女にしか教えてないってことでいいですか?まさかマドンナ女にも教えてませんよね?ふたりともに教えていたとしたら相当気持ち悪いですよ。

 

せめてもの救いは、大人になった主人公女がちゃんと捨てていることである。捨てるの遅いけど。どんだけクズ男に執着してんの。

 

 

 

2、について

あの住所が書かれたあたり棒は、私は、主人公女が捨てたものを男が拾って持っていた(だからこその渡された主人公女の驚いた表情)と思っている。めちゃくちゃ気持ち悪い。

仮に、あの夏の日、男がマドンナと一緒に食べていたアイスもたまたまあたりで、そこに住所を書いて渡してきたんだとしても、それでも気持ち悪くないですか。

アイスの棒っていう時点で気持ち悪くないですか。誰の?それ誰が食べたやつ?

 

 

総じて、曲自体は(後半のサビ鬼リピートのしつこさを除いて)割と好きな方だけど、このMVに関しては10年以上ずっと、疑問なのである。

これは、男性視点ではどのように映るのでしょうか。

私は、男のダサさが受け入れられない。

 

 

 

 

なぜこれを書こうかと思ったのかというと、仕事で同じチームのメンバー(男)が辞めたいと言い出して、その理由がダサかったことに心底がっかりし、そんな気持ちの中たまたま久しぶりにこのMVを観るタイミングがあったからである。

次のステップに向かうのであれば心から応援する。でも芯がなく、思考も甘く、こちらを納得させられるほどの熱量もない男ほど、ダサいものはないよなと思ったのです。

何より、その程度の人間だったことを見抜けず、信じて時間を割いて指導してきた自分にもイライラする。

 

そして仮に彼が思いとどまって辞めるのを辞めるとなったとして、なんとか成長させようとこれまで通り私は向き合えるのだろうか。

欠点があってもいいけど、尊敬できる部分のない人間とは、一緒に働きたくないと思ってしまう自分がいる。

疲れた。